人生を科学する日記

僕は科学的に証明されたものしか信じない

サラリーマンは負け組なのか(2)

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joetokyojpn.hatenablog.com

 

 

友人と起業を目指すことになった僕ですが、

結局4人で動くことになった。

ひとりデザインの出来るメンバーがいたので、

彼はデザイン担当で、自分含めあとの3人は特に

役割は決めず、都度相談しながら進めていこう、

みたいな流れになった。

 

僕たちのイメージしたサービスだが、

日本人向けの英会話サービスだ。

簡単に言えば、レアジョブやラングリッチといった

会社をイメージしてもらえばいいと思う。

 

www.rarejob.com

 

英語とITを掛け合わせて、安価に英会話のサービスを提供する。

従来の駅前留学などとは違い、オンラインで気軽に受講出来るし

単価も安いということで、これはいけるんじゃないかと思っていた。

※今では競合が乱立していてレッドオーシャンになっているので、

なにはともあれこの予測は間違っていなかったなと思う

 

サービス立ち上げに必要なことを4人で話し合った結果、

ざっくりだが以下にまとまった。

 

1. ウェブサイトの構築

2. 教師陣の確保

 

教師をどう集めるかは、友人の留学先のコネを使えば

ある程度いけるんじゃないかということで、そこまで

心配はしていなかった。

 

問題は、ウェブサイトである。

今振り返ると一番後悔しているのではあるが、

4人の中で誰一人としてプログラミングがわからなかった。

いわゆるエンジニアの不在が痛かった。

 

当時の学生起業家を見ると、ほとんどのチームに

優れたエンジニアが含まれていた。

もしくは、Facebookザッカーバーグのパターンにも

見られるように、エンジニア出身でサービスをひたすら

作っていたら大当たりし、のちに非エンジニアの人間が

ジョインしてひとつのチームになる、というケースも多かった。

エンジニアのいない僕たちのチームは、いわば柱のない家と

同じ状況だった。

イデアや気概などは他のチームに引けを取らなかったかもしれないが、

サービスを具現化出来ない以上、ただのほら吹きである。

 

色々考えた上で、ウェブサイトの構築は外注しようということになった。

費用にして200万ほど。

今まで借金などとは無縁の大学生に、この金額は額面以上に

重くのしかかった。

 

〜次回に続く〜