人生を科学する日記

僕は科学的に証明されたものしか信じない

ここがダメだよアムウェイのディストリビューター!

アムウェイについてネットで調べると、ネガティブな情報が圧倒的だ。

以前のブログにも書いた通り、真偽を確かめるためという理由もあって、

僕は一時期アムウェイ会員としてセミナーに出たりしていた。

※商品を人に勧める前に結局やめてしまった

詳しくは過去ブログ参照

〜序章〜アムウェイと僕のこれまでとこれから - 甘辛日記

アムウェイと僕のこれまでとこれから(1) 〜安室さんとの出会い〜 - 甘辛日記

アムウェイと僕のこれまでとこれから(2) 〜超一流に会いまくれ!〜 - 甘辛日記

アムウェイと僕のこれまでとこれから(3) 〜ディストリビューターの付加価値とは〜 - 甘辛日記

アムウェイと僕のこれまでとこれから(最終回) 〜これから〜 - 甘辛日記

 

正直に言うと、アムウェイという会社自体、僕は好きだ。

最近ツイッターで、僕がアムウェイに関するツイートした後、

アンチの方が拾ってリツイートしていただいているが、

僕は彼らとは違い、アムウェイという会社に対して嫌悪の感情は一切なく、

むしろ尊敬の念さえ抱いている。

 

だって、すごくないですか?

 

アムウェイは、生活用品や健康食品を販売することで利益を上げている。

それ自体に異論はないだろう。

CMなどでみる健康食品メーカーと、やっていることは大差ないのだ。

ただ、アムウェイは代理店などに卸さず、広告費もかけず、

ディストリビューターと言われる人々が口コミなどで拡散することで、

人々のネットワークを介して商品が売れていき、その結果売上の一部を

ディストリビューターが受け取る、という仕組みになっている。

 

「成功を望む全ての人々にその機会を提供したい」

 

この会社理念に基づき、本来効率的な販売チャネルである

小売店などではなく、販促については全くの素人である

ディストリビューターに販促を一任しているのだ。

 

個人的にこういった会社理念には好感を持っており、

応援したいと思っている。

あえて有効な販売チャネルを使わずにいこうというチャレンジは、

賞賛されてしかるべきだ。

 

しかし、こうした崇高な会社理念を持っているにもかかわらず、

アムウェイに対する悪い噂や批判、誹謗中傷は後を絶たない。

 

なぜこんなにも崇高なミッションステートメントを持った会社が、

悪評に苦しまねばならないのだろうか。

タイトルにもあるが、理由は明白だ。

 

 

 

ディストリビューターのレベルが低すぎる

 

 

 

コレに尽きる。

具体的にどうレベルが低いのか、僕の見解を述べさせてもらおう。

いま現在アムウェイディストリビューターとして

活動している人には、以下真剣に読んでもらいたい。

 

 

1. 商品の売り方がわかってない

端的に言って、売り方が下手すぎるのだ。

僕もよくアムウェイのセミナーで聞いていた言葉があるが、

 

「一にも二にも行動だ。行動すれば結果が変わる」

 

こういったニュアンスの言葉、というか格言を

成功した人がよく言っていた。

おそらく、これをディストリビューターは勘違いしているのだろう。

本当にひたすら行動量を増やせば成功すると思っているのだ。

そんなわけないだろう(笑)

 

例えば、商品を友達に勧めてみる。

結果、断られてしまった。

この時、きちんと反省しないとダメだ。

 

「その友達にとってそもそも必要のない商品だったのか」

「自分がうまく説明できなかったからなのか」

「もともとそんなにあなたが信頼されていなかったのか」

 

など、原因を探って潰していかなければならない。

 

それをせずに、

「今回は運が悪かった。別の人に当たってみよう」

などと考え、友人のリストを見ながら手当り次第に

当たって砕けているディストリビューターの話を何度も

聞いた事があるが、その度にこいつバカなんじゃないかと思っていた。

 

 

「行動量をいくら増やしても、的外れなことをやっていれば

一生結果なんて出ない。

いわゆるPDCAサイクルを回し続ける事が成功のカギだ。」

 

上記の理解が正しいのだと思う。

闇雲に行動するのではなく、失敗から勉強して

どんどん精度を高めていくのだ。

 

 

 

2. 自分のことしか考えていない

あなたはなぜディストリビューターとしてアムウェイの商品を

売っているのか?

人によって色々だと思うが、やはりお金だろう。

そこは別にいいし、誰もが持っている自然な動機だ。

誰だって稼ぎたいし、僕も含めビジネスに携わる者の

最終ゴールは「いかに稼ぐか」なのだから。

 

ただ、稼ぎたい気持ちが表に出すぎるあまりに、

商品の押し売りをしていないだろうか。

 

例えば、アムウェイは鍋なんかも売っている。

僕自身も安室さん宅のホームパーティーで軽く鍋の紹介を

されたこともあるが、一切欲しいと思わなかった。

なぜか?

僕は一人暮らしで、自炊なんかほとんどしないからだ。

どんなに優れた鍋でも、使う予定などないし

かさばるだけだ。

 

アムウェイの人達は、僕みたいな人間に鍋を売ろうとする

行為が非常に多いと思う。

しかし、相手がいらないと言ったらそこで引かなければならないのだ。

当たり前のことに聞こえるが、出来ていない人が多すぎる。

 

アムウェイの商品は素晴らしいかもしれないが、

他にもサプリだったり鍋だったりを販売している会社は

たくさんある。

それらに満足していた場合、アムウェイの商品を買う義理など

一切ない。

にも関わらず、アムウェイの商品をごり押しするケースが

後を絶たず、そういった話を聞くたびに残念な気持ちになる。

 

確かに売上を上げたい気持ちもわかるのだが、

売上というのは相手から感謝され、その結果受け取ることが

出来るものだ。

たとえ押し売りでその商品が売れても、

あなたはその人から感謝されるだろうか?

とりあえずその場でひとつその商品が売れればいいというのなら

それで構わないのだが、その人の信頼は確実に失うだろう。

 

ビジネスはどうやって人の役に立つかを

考え抜くもので、人の役に立った分だけ大きなリターンを

手にすることができる。

相手から感謝されることが先決ということを肝に命じてほしい。

 

 

 

3. 売れない理由を人のせいにしている

若干1と重複する部分があるが、アムウェイの人々は

アムウェイの商品=最上級」というある種洗脳にかかった人が

多いと思う。

詳しく調査をすれば本当に最上級であるかもしれないのだが、

仮に最上級だからといって売れるとは限らないのだ。

 

「品質が良いから、私がちょっと勧めれば売れるだろう」

 

こういった思考では成功しない。

その人はなぜあなたから商品を買おうと思わなかったのか。

それはあなたの努力が足りないからだ。

その人はアムウェイの良さがわからないぐらいセンスのない人ではなく、

あなたのマーケティングがヘタクソなのだ。

 

アルマーニ、ルイヴィトンなどの一流ブランドでさえも、

従業員は徹底した教育を受けている。

お客様の質問にはすぐに答えられないと仕事にならないし、

適切な商品を勧めるだけの商品知識、お客様が何を欲しているか

見極める観察力が不可欠だ。

一流ブランドでもこれだけのことをしているはずだが、

あなたはどうだろうか。

気軽に友達をカフェに呼びつけて、適当に商品を売りつけるぐらいで

成功出来るほど世の中は甘くない。

売れないのであれば、徹底的に努力するべきだ。

その努力の量が行動量となって、他の人との差別化要因になっていく。

 

 

〜最後に〜

なぜアムウェイディストリビューターに販促を

一任しているか、もっと真剣に考えてよう。

 

アムウェイからしたら、小売店に卸してザーッと

売ってもらった方が圧倒的に楽なのだ。

しかし、一貫してそれをやらない。

それは、全ての人に成功するチャンスを与えるため

あえて面倒なことをやっているからだ。

 

他の小売店よりディストリビューターに任せた方が

売れるなと思わせて初めて、アムウェイに恩返しが

出来るのではないだろうか。

 

アムウェイの商品を扱う以上、みなさんは立派なマーケターなのだ。

どうやったら売れるのか、どうやったら目の前の人に価値提供できるのかを

真剣に考え続ければ、必ず良くなっていくと思う。