人生を科学する日記

僕は科学的に証明されたものしか信じない

Rage〜怒りは人間の行動スイッチをONにする〜

Rage: (名詞) 激怒。怒り。熱望。渇望。

 

人を突き動かす感情のひとつ。

 

僕はものすごくムカついている。

自分自身に。

すぐにでもこのブログを書く手を止めて、

走り出したい気分だ。

こうした感情にまでどのように行き着いたかを説明するには、

少し時計を巻き戻す必要がある。

 

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少し前のひどく蒸し暑い週末の夜。

数年前に知り合ってから仲良くしている

海外の友人の誕生日パーティーに出席していた。

 

久々の再会だった。

日本に住み始めておそらく3年近く経つというのに、

全く日本語が上達していない。

日本語が出来なくとも生活出来る、ということを

暗に証明しているわけだが、個人的には彼にはずっと

日本語は片言でいてほしい。

極東の小さな島国で使われている片田舎の言葉なんかには

中指を立てて、グローバルで広く使われている英語さえあれば

どこでも生きていけることをこれからも体現していってほしいのだ。

 

僕たちはいつもどおりたわいもない話をした。

男が集まれば話すトピックなんてだいたい決まっている。

(あえて言及はしない)

ひとしきり話をし、酒を飲み、明日も朝が早いという

メンバーがいたので僕たちは解散した。

 

帰路に着いた後だった。

激しい衝動に駆られたのは。

 

その日の主役からLINEが来ていた。

「今日はありがとう。

久々に話せて楽しかった。

また飲みに行こう…」

 

まあ、ありふれた社交辞令みたいな挨拶だ。

別にそんな堅苦しいことするような仲でもないのに、

と苦笑いしながら読み進めていた。

まさか、最後の行に衝撃的な一文が書かれているとは

思わなかった。

 

「今日は英語ばっかでごめんな!」

 

 

悲しみと怒りに震えた。

友人に対してではない。

自分自身に。

 

僕の英語はもちろん完璧ではない。

ただ、人並み以上に勉強してきた自負もあるし、

それなりに外国人と仕事もしてきた。

そんな僕に対し、友人は気を遣ったのだ。

 

いや、気を遣ったのではなくただの冗談かもしれない。

実際参加したメンバーはほとんど外国人だったが、

それなりに会話も盛り上がっていたし、僕も楽しかった。

会話にもちゃんと参加していた。

ただ、そこはやはりネイティブなのだろう。

僕の英語が錆び付いているのを感じ取ったのかもしれない。

※最近ほとんど英語を使う機会がないのは事実

 

"Sorry for too much English!"

(原文ママ)

 

別に悪気はないのはわかっているし、

事実その友人に対する怒りは微塵もない。

ただ、僕は怒った。自分自身に。ものすごく。

 

僕の英語は錆び付いているという事実を目の前に、

怒り狂っている。

 

 

 

ということで、英語の勉強始めます。